弓削淳詩が5バーディ・1ボギー、4アンダーをマークして関西オープン出場権を掴む
関西ゴルフ練習場連盟主催の「第31回関西ゴルフ練習場連盟トーナメント兼全日本ゴルフ練習場連盟選抜大会」は3月18日(金)、兵庫県小野市の小野東
洋ゴルフ倶楽部で開催され、激しい雨が降りしきる厳しいコンディションのなか、石垣島出身で三木よかわカントリークラブ所属の弓削淳詩が5バーディ、1ボ
ギーの68、4アンダーをマークして優勝を飾った。2位は2打差で上森大輔が入った。弓削は優勝賞金25万円と副賞として4月14~17日によみうりカン
トリークラブで開催される男子ツアー「2022 関西オープンゴルフ選手権競技」の出場権を手にした。
一日を通して激しい雨が降り続いた同トーナメント。9月には男子ツアー「パナソニックオープン」の開催も決定している名実ともにトーナメントコースの小
野東洋ゴルフ倶楽部が舞台ということもあり、どの選手も思うようにスコアを伸ばせないなか、弓削淳詩のショットが冴えわたった。アウトスタートの弓削は、
前半を1バーディで折り返すと、10番パー4でバーディ。13番パー4では2打目をミスし、グリーン手前にショート、さらにアプローチもピンに寄せること
ができず、2ピンほどのパーパットを残してしまうも、これを沈めてパーセーブ。「このパットで流れをつくることができた」との言葉どおり、厳しいコンディ
ションのなかでも果敢に攻めて、その後の15~17番を3連続バーディとして、優勝を手繰り寄せた。「雨はどちらかというと得意。水分を含んだ芝はランが
出ないので、OBゾーンに出てしまいそうなボールも止まってくれる。イメージの良くないホールでも思い切って攻めることができた」と、どの選手も手を焼く
コンディションをポジティブに捉え、好スコアをマークするあたりは流石というべきか。
この優勝により関西オープンへの出場権を手にした弓削。これまでレギュラーツアーには6度出場しているが、いずれも予選通過はできず、悔しい思いをして
きた。関西オープンは初出場となるが「せっかくもらったチャンス。予選通過はもちろんのこと、上位10位までに入って、ツアー定着のきっかけにしたい」と
意気込む弓削。2016年にプロ転向、ポテンシャルの高さは折り紙付きだ。この優勝をきっかけに2022年を飛躍のシーズンにする。
<上位成績>
① 弓削 淳詩 35 33 68
② 上森 大輔 37 33 70
③ 澤﨑 安雄 36 35 71
④ 松原 大輔 34 37 71
⑤ 鈴木 慶太 36 36 72
⑥ 池見 和輝 38 35 73
⑦ 青山 晃大 38 35 73
⑧ 吉田 泰基 37 36 73
⑨ 飯田 耕正 36 37 73
⑩ 新木 豊 36 37 73
⑪ 河合 庄司 36 37 73
⑫ 中川 勝弥 35 38 73
⑬ 寺田 天我 35 38 73
⑭ 松本 正樹 39 35 74
⑮ 小西 貴紀 38 36 74
⑯ 渡部 光洋 37 37 74
⑰ 野田 祐次 37 37 74
⑱ 橋本 龍位 37 37 74
⑲ 樫原 大貴 36 38 74
⑳ 今井 陽介 36 38 74
GOLF&GOLFより
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