新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
恒藤前理事長からバトンを受け、早半年が過ぎました。
まだまだ力不足故、会員の皆様方にはご不便やご迷惑ばかりで、誠に申し訳なく思っています。
これからも微力ですが、連盟の活性化と会員の皆様方へのお役立ちになれるよう、全力で取り組んで参りたいと思いますので、今後ともご支援下さいますようお願い申し上げます。
昨年の3月11日午後2時46分18秒、東日本を襲った大地震とそれによる津波。 そして、それにより引き起こされた福島第1原子力発電所の事故が復興の大きな足かせとなっています。
この過去にない未曾有の大災害は、東北のみならず日本国としての危機との思いにさせられます。
また世界での出来事に目を向けますと、昨年末に起こったチュニジアに端を発した政権交代はエジプト、リビアへと広がりました。
またギリシャ財政問題をきっかけに、欧州全域に財政の信用不安が高まっています。
このような外部環境の中、ゴルフ業界も非常に厳しい環境下にさらされています。
練習場業界は、他のゴルフ業界に比べ比較的恵まれた環境で推移してきましたが、ここにきてそれらの影響で厳しさが増しています。
そんな状況下において、関西ゴルフ練習場連盟の存在意義とは何かを考えさせられます。
まず第一に、業界他団体と連携しゴルファーの育成や増加を図ることだと思っています。 それらの活動の中で、一練習場ではなし得ない事業や広報活動を行い、一人でも多くのゴルファーに練習場へ足を運んで頂くことだと思います。
特に育成に関しては、練習場の役割は非常に大きなものがあると思っています。 ゴルフを始める場合、日本ではほとんどの人がまず練習場からスタートします。
その時、いかにゴルフが楽しいものであるかを感じてもらうことで、継続して頂けます。
ジュニア育成に関しては、当連盟加盟練習場31場が3,603人(10月末現在)の登録がなされています。
そして、彼らが先々もゴルフを続けていきたいと思えるように、導いていく使命があるものと思っています。
その一環として昨年秋に、関西支部主催でジュニア検定会並びにジュニア検定委員講習会を初めて開催致しました。
この検定制度はジュニアゴルファーが継続的に練習意欲を持ち続けるためにも、非常に意義深いものと感じます。
また、ゴルファーを指導していく指導者育成も連盟にとって大きな課題であると思います。
現在、当連盟研修会には、153名(10月末現在)の研修会員が在籍し、年間10回の実技研修を行っています。
今後は実技研修のみならず、ゴルフに関するすべての知識を備えた指導者としての資質向上ができるように、より一層力を注いでいきたいと思っています。
その他、連盟の主たる事業として第20回KGPUトーナメントを小野東洋ゴルフ倶楽部にて開催致しました。
これも地域のプロゴルファーの研鑽の場として、今後も開催継続していきたいと考えています。
またアマチュアゴルファーの競技の場となるよう、第3回KGPUアマチュア選手権もザ・サイプレスゴルフクラブにて成功裏に終えることができました。
これらの競技が成功裏に終えることが出来ましたのも、ひとえに会員の皆様方のご協力があってのことと感謝しています。
本年も、関西ゴルフ練習場連盟はゴルフ業界発展と加盟練習場の繁栄のため、ゴルファーの育成・増加に一丸となって取り組んでいかなければならないと思っています。
そのためにも、加盟練習場が密に連携をとりあって、協力関係を築いていかなければなりません。
今後も微力ですが、全力で各事業に取り組んでいく所存ですので、引き続きご支援ご協力下さいますようお願い申し上げます。
最後に、本年が皆様方にとってよき年となることを祈念いたしまして、新年の挨拶とさせて頂きます。
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